
フリーランスの美容師さんになって、シェアサロンで経営をするのなら「売れる美容師」にならなくてはいけません。
では売れる美容師になるには、どのようにしたら良いのでしょうか?
今回は売れる美容師についてお話ししていこうと思います。
人間力×技術力×ブランディング
まずは人間力、これはズバリ「お客様から信頼されるコミュニケーション能力」です。
これが備わっていることで、お客様が安心、信頼して要望やお悩みを話してくれるようになります。
お客様の目線に立って、お客様の思いを否定せずに、お客様に寄り添う「共感的理解」が大切です。
例えばお客様が髪の毛が柔らかいのが悩みだと言っていても、実はそんな事がない事もありますよね?
でもそれを否定せずに、ではこういう風にしていきましょうか?と提案できると、お客様も安心して任せることができるという訳です。
もう一つ大切なのは傾聴スキル。
まずはカウンセリングに入る前に、質問することに対して許可を得ます。
許可を取ることで気持ちの準備が出来て、協力的に答えて頂きやすくなります。
次にお客様の話した内容を繰り返すと、お客様は「自分が話した内容が伝わっている」と信頼することができます。
そしてお客様の感じていたであろう感情や気持ちを伝えることで「気持ちまで分かってくれてる!」とより信頼することができるのです。
あとはフレンドリーさを演出しようといきなりタメ口で話すことはNGです、最初は敬語で徐々に距離感を測っていきましょう。
技術力ではまずはテキパキ動くことが大前提です。
準備やご案内、洗髪など各工程手際良く進めていきましょう。
次にお客様の要望をそのままカタチにできる技術が大切です。
カウンセリングでデザインのすり合わせを必ず行いましょう。
・長さアウトラインの設定
・レイヤーの幅=ボリュームの位置
・毛量、質感の調整
などしっかりと話し合うことをオススメします。
リピートで来てくださるお客様は3回目までは要望を聞いて、提案は4回目以降にしましょう。
信頼関係が出来てからの提案の方が受け入れやすいからです。
ブランディングについては以前お話ししたセルフブランディングを行っていくと良いと思います。
まとめ
売れる美容師になるためには、人間力、技術力、ブランディングの3つがとても大切で、どれが欠けても成り立ちません。
シェアサロンで成功しようと思うのなら、この3つを大切に意識して、お客様に指名される、リピートされるようにしましょう。