
美容師から見たシェアサロンのメリットとデメリットとは?
シェアサロンという働き方に興味はあるけれど、具体的にどんなメリットがあるのか?同時に今までとは異なるデメリットについても確認しておきましょう。
美容師が感じるシェアサロンのメリット
シェアサロンで働く美容師には、どのようなメリットがあるのでしょうか?具体的な内容をみてみましょう。
・開業資金がかからない
自分の店を持てば店舗やさまざまな設備に膨大な資金がかかります。借金して開業しても、月々の家賃やコストによってなかなかプラスにならないケースも多いでしょう。
いっぽうシェアサロンは場所も設備もそろっているため、初期費用を大幅に抑えられます。
・収入が増やしやすい
シェアサロンの美容師は固定給ではないため、売上を伸ばして手取り収入額を上げることも可能です。
月々の利用料と初期費用は必要になりますが、店舗の家賃よりは安いもの。
売上歩合が含まれているシェアサロンもありますが固定費ではないため、売上の低い月にマイナスになることはありません。
・働く時間が選べる
雇用されている美容師と違い、働く時間と休日は自分で選べます。
「育児をしながら美容師を続けたい」「夜遅くに予約を取りたいお客様がいる」といった双方の要望が叶えやすく、働き方の自由度がアップします。
美容師が感じるシェアサロンのデメリット
メリットがあるいっぽう、シェアサロンならではのデメリットもあります。事前にチェックし、対処法を考えておきましょう。
・薬剤の仕入れが大変
自分で気に入った薬剤が使える反面、仕入れをする手間が増えるというデメリットもあります。ディーラーの開拓や発注に手間がかかるうえに、少量だと単価が高くなることも。
シェアサロンによってはディーラーと提携し、薬剤支援をおこなっているところもあるため、検討してみるといいでしょう。
・事務作業が発生する
オーナーになるため、日々の仕入や売上を記録して、管理していかなければなりません。個人事業主となるため、確定申告の義務も発生します。
慣れない作業が増えるため、最初は戸惑うことも多いでしょう。
・集客が難しい
大手サロンのように広告宣伝費にお金をかけられず、集客が難しいと感じる美容師も多々います。
ですが、InstagramなどのSNSを上手に活用して顧客を増やすことは可能なため、コストのかからない新たな集客方法を見つければデメリットにはならないでしょう。
まとめ
少々悩ましいデメリットもありますが、個人で開業する美容師も同じ悩みを抱えています。いずれ独立を考える美容師にとって、避けては通れない道でしょう。
メリットも考慮しながら、この先どんな美容師を目指すのか考えてみてください。